• 正しく見積もれず、赤字にならないまでも本来得られるはずの利益を獲得できていない
  • 計画時にプロジェクトを見通せておらず、想定外の作業が頻発し周囲に迷惑を掛けている
  • 現実で管理していないため、プロジェクト終盤になって隠れていた問題が表面化し混乱する
  • 正しく検証できていないので、運用開始後にトラブルが発生している
  • プロジェクト管理の規準・ルールは整備されているが重すぎて現場の負担になっている
  • プロジェクトの遂行が特定の人間に依存しており、人が育っていない

この様な状況を、現場の問題と捉えてしまっていないでしょうか

どうやってここに至ったか?

数多くのプロジェクト経験

当社代表は、大手企業で30年間に渡り、情報制御システム及びその製品の設計・開発プロジェクトに従事しました。経験したプロジェクトには、NASA(米国航空宇宙局)と連携したものもあり、日本国内よりもずっと先を行くプロジェクト管理の仕組みに触れ知見を深めました。その後も企業内で経験した開発プロセス、プロジェクトの規準・ルールは日本を代表するレベルのものです。

プロジェクトそのものも、数名の体制で臨んだものから100名を超える体制のもの、3ヶ月の短期間のものから3年要したもの、官公庁の案件から民間分野の案件、一品もののシステムから量産品の自社製品まで、多種多様に渡って経験しました。組織を率いる立場では数々の混乱プロジェクトも経験しました。1年以上納期を遅らせることになったプロジェクトもありますし、会社の経営にインパクトを与えてしまう様な赤字プロジェクトも経験しました。そういった経験から、うまくいかないプロジェクトの本質的要因というものも、単に表面的・建前的なことでなく、皮膚感覚で染みつ来ました。それらの経験を元に、企業における最後の約5年間に、数にして300 以上のプロジェクトの指導・支援を行いました。

仕組みを実行できない要因

プロジェクトが混乱に至る原因にはいくつもありますが、特に代表的なものは要件定義が不十分であることと見積もりの誤りです。しかし、それがわかっていても、混乱は繰り返されます。なぜ混乱が繰り返されるのか? 経験から自分なりに掴んだことは、混乱の再発防止策や素晴らしい規準・ルールが定められていても、それを実行できないことがあるということです。なぜ実行できないのか? 現場の力不足というだけでは片付けられません。そこには、規準・ルールの実行を妨げるものがあるのです。

それは、組織の風土・文化、あるいは上層部がプロジェクトに対しそのつもりはなくともネガティブな作用をしているという実態です。衝撃的な話ではないでしょうか。

  • 初めからできない見積もりを出さざるを得ない。
  • プロジェクトのスタート時点から無理な計画で始めざるを得ない。
  • 人間が駒のように扱われ、ヘルプを頼んでも必要な支援がされず根性論を振り翳される。
  • 真実を語れない・語っても真剣に扱われない。
  • プロジェクトの成功やメンバの幸福よりも、組織の業績、成果、面子が優先される。

結果、現場の担当者のモチベーションは下がり、プロジェクトが順調に進んでいる様に見せる。怒られないことが判断基準になる…。

なぜ第三者俯瞰支援か

これまでこの様な現場を数多く見てきたからこそ、今の時代にあっても同じことが繰り返される状況を何とかしたいと考えました。その何とかする解がプロジェクトメンターという第三者による俯瞰支援です。

プロジェクトメンターとは、現場の担当者の振る舞いや成果物を含め、プロジェクトを俯瞰的・客観的に見る立場にあります。加えて、上位層や経営者による権力行使、指揮命令から独立した立場にあります。プロジェクトが達成すべき目標、及びそれに携わるメンバの幸福感への支援を最優先のミッションとするのです。このプロジェクトメンターの仕組みによって、是非現在の状況から脱してください。

プロジェクトの生産性

失われた30年と言われるのに加え、長い間日本企業の生産性は低いと言われてきました。プロジェクトにおいても、目標の達成には寄与しない、無駄と思われることに多くの時間が費やされているのが実態ではないでしょうか。国内の中小企業数は企業数全体の99%を占めています。また、中小企業の従業員数は、全体の約70%に相当します。中小企業が効果的・効率的な仕組みの下でその生産効率をあげ、活躍し発展することが1980年代にはJapan As No.1と称賛された日本のカムバックにつながるものと信じます。その一助となるのが当社の夢です。

ベンダー企業経営者の皆さんにどの様なメリットがあるのか?

貴社内のプロジェクト管理のプロセスにより、プロジェクトがいずれも成功している様に見え一見問題がなさそうでも、プロジェクトの内情をよく観察してみると最大限の効果と効率を得ることができていないということがあります。実は、経営者が考える以上に利益を得られたかも知れないのです。プロセスは随時見直していく必要がありますが、それが仕組み化されている組織はそうありません。当社が300以上の多種多様なプロジェクトで経験したプロジェクト成功の仕組みづくりにより、他社と差別化した独自の強みを持った組織を作り上げ隠れていた利益を獲得してください。

顧客をリードし信頼を獲得する自走運転の組織ができあがり経営者は経営課題に専念できる

顧客または元請企業からプロジェクトを下請けし、指示されるがままにプロジェクト運営をしているということはないでしょうか。顧客または元請企業を超えるノウハウ、勘所、要諦を身に付け、プロジェクトをリードして顧客または元請企業から一目置かれる存在となってください。顧客の信頼を獲得し、さらに新たな顧客を開拓できる実績を手に入れてください。プロジェクトを運営する組織が自走し、経営者は事業を大きくするための経営課題に専念できる様になります。

事業会社経営者の皆さんにどの様なメリットがあるのか?

自社内にプロジェクトを進められる人材や仕組みがなく、プロジェクトの進行をベンダー企業に任せ切りになってしまっていないでしょうか。プロジェクトを管理するための基本的仕組みづくりから、プロジェクトを成功させるためのノウハウ・勘所・要諦・秘訣の浸透まで、自社でプロジェクトを主体的にコントロールできる様、支援します。

経営戦略の実現に直結したプロジェクト成果を上げられる

プロジェクトの運営を外部に委ねてしまうと、どうしてもプロジェクトを定められたコスト内で期限内に終わらせようというバイアスがかかります。その結果、本来の目的である経営戦略の実現に必要な便益が得られなかったということが起こります。自社でプロジェクトの主導権を持つことにより、経営者の意図を正確に把握し、真に目的に沿った成果を上げられる様になります。

サービス案内

少人数制の実務セミナーを提供しています

経営層向けに、プロジェクト成功率を飛躍的に向上させるための戦略をお伝えします。返金保証のセミナーです。

実務を通して仕組みづくりを支援します

お客様の現場における半年間、計7回のコンサルティングプログラムを通して、プロジェクトの効果的・効率的管理とプロジェクトメンター(第三者俯瞰支援)の仕組みづくりを支援します。

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